行ってきました!「柿摘蕾(てきらい)隊」

つながる。
2022年06月15日
行ってきました!猫の手援農隊 農業ボランティア 関西・中四国
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おいしい柿作りに欠かせない♪
和歌山県で柿の蕾(つぼみ)取りの援農ボランティア。

5月6日~8日、和歌山県紀の川市へ援農ボランティアに行ってきました!

今回の作業は「摘蕾(てきらい)」です。

摘蕾とは、その字のごとく、花の蕾を摘んで間引く作業で、柿の生育に欠かせないんです!

その’’柿摘蕾隊’’の様子をレポートします。

目次

・柿の花を間引く?

・なぜ柿の花を取るの?

・自然あふれる紀の川市で癒されながらの援農

・まとめ

柿の花を間引く?

邑美人1 編集

この時期、柿の花はうすい黄色の可愛い花を咲かせます。

しかしこの花を、可愛いなあと眺めているわけにはいきません。花を残すのは1枝につき、1個!

あとの花は全部取ります!多い時で1枝についた花の5,6個の花を落としていきます。(この時期は花が咲きはじめていて、摘蕾というより摘花でしたが…)

取り方は簡単、プチプチと手で取っていくだけです。(花が固い場合はハサミも使用します)

でも、ずっと上を見上げながらの作業は、首、肩にきます。

なぜ柿の花を取るの?

邑美人1 編集

柿の花は咲いたものがほとんど実になります。でも1つの枝に5~6個実がついていては、1つ1つに届く栄養が減り、実の大きさが小さくなってしまいます。

大きい実の柿を作るには、大切な作業がこの「摘蕾」なのです。

基本は、手作業しかありません。柿の実ひとつ作るのに、こんなに手間がかかっていたなんて!と農家さんの仕事に驚きます。

なかなかコツをつかむまで難しい摘蕾。

「私も一度も満足できたことないよ、毎年、もっとこうすればよかったなあ、と反省ばっかりよ」と、お世話になった農家さん。

農家さんでもそうなのか!とビックリしました。

でも、コツが分かってくると、この花を取ればいいんだな、というのが分かってきて、ちょっとずつスピードアップできました♪

自然あふれる紀の川市で癒されながらの援農

DSC_9448

遠くに山並みが広がる紀の川市。

この時期はみかんの花の時期でもあり、ふと風に乗ってみかんの花の香りが漂います。

作業をしながら、自然にとっても癒された援農になりました。

まとめ

DSC_9448


柿の栽培に欠かせない摘蕾の援農。

参加いただいた皆さんも、「難しいけど、楽しかった!」「のんびりした景色や花の香りに癒された」など、楽しんでお手伝いいただけました。

農家さんの仕事や農作物について知ることで、もっと普段食べている「食」について知っていただけたら嬉しいなあと思います。

お世話になった地域の皆さん、ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

ぜひ、今後の援農隊にもご参加お待ちしております。


投稿者 Sieni

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