太陽と大地の恵み、とちぎの秋を味わう旅へ。巨大梨「にっこり」との出会いと心満たされる収穫体験

つながる。
2025年04月23日
にっこり梨 ふるさと体験交流 なし収穫体験 栃木県宇都宮市
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日々の忙しさの中で、ふと立ち止まり、自然の中に身を置きたくなることはありませんか? 都市の喧騒を離れて、土の香りを胸いっぱいに吸い込みたい、家族とのんびりとした時間を過ごしたい、そんな穏やかで豊かな暮らしを求める方に、知ってほしい特別な体験があります。

それは、栃木県宇都宮市で出会える、太陽と大地が育んだ巨大な恵み、「にっこり梨」と、その収穫体験です。

秋が深まる頃、栃木の澄んだ空気の中、木々に実る大きな梨を見つけたときの驚きと感動。そして、自分の手でその重みを感じながら収穫する喜びは、きっとあなたの心をじんわりと温めてくれるはずです。

この記事では、そんな魅力あふれる「にっこり梨」の秘密と、宇都宮で体験できる忘れられない収穫のひとときについて、たっぷりご紹介します。

巨大梨「にっこり」との出会いと心満たされる収穫体験

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・驚きの大きさ、あふれる甘さ!栃木県生まれの「にっこり梨」の秘密

・美味しい「にっこり梨」を見つける喜びと、長く楽しむための知恵

・自然と触れ合い、心を解放する。「にっこり梨」収穫体験へ

・収穫だけじゃない!宇都宮で味わう秋の味覚と心豊かな一日

・梨と土が教えてくれる、豊かな時間と家族の笑顔

・おわりに

驚きの大きさ、あふれる甘さ!栃木県生まれの「にっこり梨」の秘密

「にっこり梨」と聞いて、どんな梨か想像できますか? 実は、この梨、ただ大きいだけではない、たくさんの魅力が詰まった、栃木県が誇るブランド梨です。「にっこり」は、栃木県農業試験場で、「新高」という大ぶりの梨と、「豊水」という甘くてジューシーな梨を交配させて生まれた、まさに両親の良いところを受け継いだサラブレッド。平成8年に品種登録された、比較的新しい品種です。

その名前には、栃木県が世界に誇る国際的観光地である「日光」と、梨の音読みである「リ」を組み合わせたという説と、その美味しさに、食べた人が思わず「にっこり」と笑顔になるから、という二つの素敵な由来があると言われています。どちらの由来も、この梨が持つ明るく温かいイメージにぴったりだと思いませんか? 食べる前から、なんだか幸せな気持ちになりますね。

「にっこり梨」の最大の特徴、それはその圧倒的な大きさです。初めて見る方は、きっとそのサイズに度肝を抜かれることでしょう。一つ一つがまるで大人の握りこぶしを二つ合わせたかのように大きく、中には1キログラムを超えるものも珍しくありません。大きいものだと、なんと1.3キログラムを超えることもあるそうです。まるで赤ちゃんの頭ほどのサイズの梨が木になっている姿は、まさに「すごい梨」という表現がぴったり。その存在感は、贈答用としても大変喜ばれる理由の一つです。この大きな梨を手に取ったときのずっしりとした重みは、きっと忘れられない感覚になるはずです。

見た目のインパクトだけでなく、「にっこり梨」は味も格別です。その美味しさの秘密は、親にあたる二つの品種、「新高」と「豊水」の良いところを受け継いでいることにあります。果肉は柔らかく、一口かじれば、驚くほどたくさんの果汁があふれ出します。糖度が高く、上品な甘みが口いっぱいに広がりながらも、後味はさっぱりとしています。また、梨ならではのシャリっとした小気味良い食感も楽しめます。「味も香りも申し分ない」と評されるその美味しさは、一度食べたら忘れられません。面白いことに、一般的には大きい果実ほど味が大味になると思われがちですが、「にっこり梨」の場合は、大きいものほど糖度が高くなる傾向があるそうです。これもまた、「にっこり梨」の持つ特別な個性と言えます。

この美味しい梨は、じっくりと時間をかけて育ちます。「にっこり梨」の花が咲くのは4月上旬と比較的早い時期ですが、収穫は他の多くの梨よりも遅く、10月中旬から11月中旬頃にかけて行われます。実に約7ヶ月間もの長い期間をかけて、木の上で太陽の光をたっぷりと浴び、養分を蓄えながらゆっくりと成長するのです。生産者の方々が丹精込めて手入れをすることで、一つ一つの果実が大きく、そして味が濃く育ちます。この「遅出し」とも言える収穫時期が、「にっこり梨」を秋の深まりとともに味わえる、特別な存在にしているのです。

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にっこり梨(提供:山口果樹園)

美味しい「にっこり梨」を見つける喜びと、長く楽しむための知恵

せっかく「にっこり梨」に出会うなら、最高に美味しい一玉を選びたいですよね。「美味しい梨を見分けたい」と思うのは、きっとあなたも同じはず。美味しい梨を見分けるにはいくつかコツがあります。まず、果皮に張りがあり、傷がないものを選びましょう。また、茶色に近いオレンジ色をしているものが完熟しているサインだと言われています。そして、手に持ったときに、見た目よりもずっしりと重みを感じるものが、果汁をたっぷりと含んでいて美味しい証拠です。さらに、お尻の部分に、まるで針で突いたような小さな線が出ているものは、完熟の印だとも言われています。これらのポイントを参考に、あなただけのとびきり美味しい「にっこり梨」を見つけてみてください。プロの農家さんが教えてくれる見分け方を知るのも、収穫体験ならではの楽しみです。

「にっこり梨」のもう一つの隠れた魅力は、その優れた貯蔵性です。一般的に梨はあまり日持ちしないイメージがありますが、「にっこり梨」は適切な方法で保存すれば、なんと2ヶ月ほども美味しく楽しむことができると言われています。新聞紙に一つずつ包んでからポリ袋に入れ、風通しの良い涼しい場所に置いておけば、収穫した秋の味覚を、お正月頃までゆっくりと味わうことができるそうです。年末年始に、自分で収穫した大きな梨を家族や友人と囲む食卓を想像するだけで、心が弾みませんか? 長く楽しめるからこそ、大切な人へのお歳暮としても喜ばれます。

なぜ栃木県でこんなにも美味しい梨が育つのでしょうか。栃木県は、実は梨の生産量が全国で第3位を誇る、日本有数の梨どころなんです。その秘密は、栃木県の恵まれた自然環境にあります。寒暖の差が大きく、適度な雨量があり、そして肥沃な大地。これらの条件は、果樹、特に日本梨の栽培にもっとも適していると言われています。県内でも、宇都宮市は芳賀町や大田原市などとともに、「にっこり梨」の主要な産地の一つです。この土地ならではの風土が、「にっこり梨」の美味しさを育んでいます。

自然と触れ合い、心を解放する。「にっこり梨」収穫体験へ

「にっこり梨」の魅力は分かったけれど、実際に自分の手で収穫するって、どんな感じなの? そんな風に思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。「梨狩りってどんな感じなんだろう?」と興味をお持ちなら、ぜひ宇都宮での収穫体験をおすすめします。秋になると地域の特産品と触れ合える体験交流イベントを本会で企画しています。

このようなイベントに参加すれば、農家さんから直接、美味しい梨の見分け方や収穫の仕方を教わりながら、あの大きさにびっくりする「にっこり梨」を、自分の手で直接木からもぎ取るという貴重な体験ができます。年によっては、巨大な「にっこり梨」を2個も持ち帰ることができます。木になっている大きな梨を前にすると、童心に帰ってワクワクする気持ちが込み上げてくるでしょう。

実際に梨を収穫する際は、特別な道具は必要ありません。熟した果実をそっと上に引き上げるだけで、意外と簡単に枝から離れてくれるんです。熟し具合を見極め、優しく持ち上げる。その感覚は、実際に体験してみないと分からない、感動的な瞬間です。「あ、取れた!」という喜びの声が、畑のあちこちで聞こえてくるはずです。

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梨畑に行くと、地面から少し上の高さに、梨の実がたくさんぶら下がっている「梨棚」という特別な仕立て方をしているのが分かります。この梨棚は、実は子供でも手が届きやすい高さになっていることが多いんです。だから、小さなお子さんでも自分で梨を選んで、収穫にチャレンジすることができます。「この梨がいい!」と、自分で見つけた一玉を一生懸命収穫するお子さんの姿は、きっとあなたの目に焼き付くでしょう。もちろん、大人の方でも無理なく作業ができますが、大きな梨が頭上にたくさん実っているので、歩くときやかがむときには少し注意が必要かもしれません。家族みんなでワイワイと、楽しみながら収穫できる環境がここにはあります。自分の手で選び、収穫した大きな梨を大切に持ち帰る道中は、きっと達成感と喜びで満たされることでしょう。

 

収穫だけじゃない!宇都宮で味わう秋の味覚と心豊かな一日

宇都宮での「にっこり梨」収穫体験の魅力は、梨狩りだけにとどまりません。本会の企画のように体験イベントによっては、宇都宮のブランドしいたけ「宮どんこ」の収穫体験や、地産地消にこだわった美味しい食事が楽しめる道の駅「ろまんちっく村」でのランチやお買い物、さらには秋の味覚の代表格であるさつまいも掘りなどがセットになっているプランもあります。一日を通して、栃木の豊かな秋の味覚や、自然を満喫できる欲張りな体験ができるのも魅力です。

収穫体験ができる場所として、山口果樹園さんが挙げられます。山口果樹園さんは、栃木県が認定するエコファーマーであり、環境に配慮した持続可能な農業を実践されている農園です。さらに、第14回全国果樹技術・経営コンクールで農林水産大臣賞を受賞するなど、その技術と経営手腕は国からも認められています。このような信頼できる場所で収穫体験をすることで、安心安全な環境で、美味しい梨に触れることができるのは、私たち消費者にとっても嬉しいポイントですね。土作りからこだわって大切に梨を育てている農家さんの想いを感じながらの収穫は、きっと心に残る体験になるでしょう。

栃木県宇都宮市は、都心からもアクセスしやすく、日帰りでも十分に自然と触れ合い、美味しいものを味わえる魅力的な場所です。大きな「にっこり梨」との出会い、土に触れる心地よさ、家族との笑顔あふれる時間、そして採れたての味覚に舌鼓を打つ喜び。宇都宮での「にっこり梨」収穫体験は、まるでスローモーションのように心に刻まれる、贅沢な一日となるでしょう。梨狩りで体を動かした後は、美味しいランチに舌鼓を打ち、採れたての野菜や特産品をお土産に選ぶ。そんな充実した一日を過ごすことで、心身ともにリフレッシュできること間違いなしです。宇都宮の温かい人々と触れ合うことも、旅の素敵な思い出となるはずです。

梨と土が教えてくれる、豊かな時間と家族の笑顔

都市部での生活は便利で刺激的ですが、時に私たちは、もっとシンプルで、もっと自然に近い生活を求めたくなることがありますよね。土に触れることの癒し、木々の緑に囲まれて深呼吸することの心地よさ。それは、私たちが本来持っている、自然との繋がりを求める気持ちなのかもしれません。

「にっこり梨」の収穫体験は、まさにそんなあなたの願いを叶えてくれる場所です。広々とした梨畑で、柔らかな土の感触を足の裏に感じながら、太陽の光を浴びてすくすくと育つ梨の木の下に立つ。街の喧騒から離れて、鳥の声を聞きながら、深呼吸をする。それだけで、日頃の疲れがスーッと抜けていくのを感じられるでしょう。土に触れるというシンプルな行為が、こんなにも心を落ち着かせ、満たしてくれるのだということを、改めて実感できるはずです。心と体が大地と繋がるような、穏やかな時間がそこには流れています。

家族との時間を大切にしたいと願うあなたにとって、「にっこり梨」の収穫体験は、忘れられない素敵な思い出を作る絶好の機会となります。お子さんやお孫さんと一緒に、大きな梨を見つけて「あれがいいかな?」「こっちの方が大きいね!」なんて会話をしながら、力を合わせて梨を収穫する。その時の子供たちのキラキラした笑顔や、大人たちの楽しそうな声は、きっといつまでも心に残る宝物になるでしょう。共通の体験を通じて、家族の絆がより一層深まる。それこそが、収穫体験の何よりの価値かもしれません。収穫した梨を持ち帰って、「誰が一番大きくて重いにっこりを収穫できたかな?」なんて、ワイワイと比べ合うのも楽しい思い出になります。

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28_にっこり梨

おわりに

栃木県宇都宮市で出会える巨大梨「にっこり」は、その名の通り、見た目のインパクトと食べた時の美味しさで私たちを笑顔にしてくれる特別な梨です。約7ヶ月もの長い時間をかけて丹精込めて育てられ、一つ一つがまるで宝石のように輝いています。そして、秋に宇都宮を訪れて体験できる「にっこり梨」の収穫体験は、単に梨を採るだけでなく、自然に触れ、土の温もりを感じ、家族や大切な人たちとの絆を深めることができる、心満たされる時間です。広々とした梨畑で深呼吸し、自分の手で大きな梨を収穫する喜び、そして採れたての味覚をみんなで分かち合う幸せ。それは、日々の喧騒から離れて、穏やかで豊かな暮らしを求めるあなたの心に、きっと温かい光を灯してくれるでしょう。次の週末や休日に、ぜひ栃木県宇都宮市を訪れて、この素晴らしい「にっこり梨」との出会いと、忘れられない収穫体験をしてみてはいかがでしょうか。秋の栃木が、最高の笑顔であなたを迎えてくれるはずです。

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