とろける粘り、大地の恵み!鳥取の「ねばりっこ」と心躍る収穫体験へ
日々の忙しさの中で、ふと立ち止まり、心安らぐ場所を求めていませんか? 都会の喧騒を離れ、土の香りを胸いっぱいに吸い込み、家族とのんびりとした時間を過ごしたい。そんな穏やかで豊かな暮らしを求めるあなたへ、特別な体験が待っています。
それは、砂丘で知られる鳥取県の豊かな大地で育まれる、まさに「ねばり」の極み、幻の芋「ねばりっこ」と、その生命の息吹に触れる収穫体験です。土の奥深くに眠る「ねばりっこ」を、自分の手で丁寧に掘り起こす喜び。そして、地元の恵みがたっぷり詰まった手料理を味わう感動は、きっとあなたの心をじんわりと温めてくれるはずです。この記事では、そんな魅力あふれる「ねばりっこ」の秘密と、鳥取で体験できる収穫のひとときについて、たっぷりご紹介します。
鳥取の「ねばりっこ」と心躍る収穫体験へ
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・ 鳥取生まれの奇跡の芋!「ねばりっこ」が持つ唯一無二の魅力 ・栄養満点!「食べるサプリメント」ねばりっこの健康パワーと多様な食べ方 ・土の奥深くに眠る宝物。JA鳥取中央特産!ねばりっこ収穫体験の魅力 |
鳥取生まれの奇跡の芋!「ねばりっこ」が持つ唯一無二の魅力
「ねばりっこ」と聞いて、どんな芋を想像しますか? 長芋や自然薯のような、あの独特の粘りを思い浮かべるかもしれませんね。でも、鳥取県だけで生産される「ねばりっこ」は、その名の通り、従来の芋の常識を覆すほどの「ねばり」と「コク」が特徴の、まさに奇跡の芋なんです。実は西日本では、この鳥取県が唯一の生産地という、大変希少な存在なんですよ。
「ねばりっこ 特徴」について深掘りすると、その誕生には鳥取県園芸試験場の長年の研究と情熱が詰まっています。鳥取県を代表する「砂丘ながいも」と、粘りが非常に強い「いちょういも」という、それぞれの個性が際立つ二つの芋を、バイオテクノロジーという最先端の技術を用いて掛け合わせることで、この「ねばりっこ」は生まれました。通常、長芋は雄株しかなく、他の品種と交雑しても種子が形成されないため、新しい品種を育成することは不可能だと考えられていました。しかし、「ねばりっこ」は、粘りの強いいちょういもの雌株の性質に着目し、長芋の花粉を交配して試験管培養するという、まさに不可能を可能にした画期的な技術によって育成された、特別な品種なのです。
その結果生まれた「ねばりっこ」は、「砂丘ながいも」に比べて2〜3割ほど小ぶりで短く、そして、あのデリケートな長芋とは違い、折れにくいという嬉しい性質を持っています。そして何よりも、その名の通り、粘りが非常に強いのが最大の特徴です。従来の長芋と比較して、なんと粘度が約2倍にもなるんですよ! 肉質は緻密で真っ白。アクが少ないため、変色しにくいのも特徴です。
味覚においても、「ねばりっこ」は従来の長芋を凌駕します。一口食べれば、その甘味とコクが際立っていることに驚くでしょう。まるで、高級食材として知られる自然薯に近いと評されるほどの、深みのある味わいです。この唯一無二の食感と味覚が、「ねばりっこ」を一度食べたら忘れられない特別な存在にしています。
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栄養満点!「食べるサプリメント」ねばりっこの健康パワーと多様な食べ方
「ねばりっこ」の魅力は、その美味しい味と独特の食感だけではありません。実は、私たちの身体にとって嬉しい栄養素がぎゅっと詰まっている、まさに「食べるサプリメント」とも言えるほど健康的な食材なんです。
「ねばりっこ 栄養」について深掘りすると、「砂丘ながいも」と比較して、タンパク質や炭水化物が約2倍も多く含まれていることが分かります。さらに、リン、鉄、カリウム、食物繊維といった、私たちに不足しがちな栄養素もバランスよく含まれています。特に、ビタミンB1や食物繊維が豊富なことは、私たち世代の女性にとって嬉しいポイントですよね。お腹の調子を整えたり、美肌効果が期待できたりと、まさに美容食としても注目されています。日々の食卓に「ねばりっこ」を取り入れることで、美味しく、そして健康的な生活を送ることができるでしょう。
その強い粘りを活かした食べ方も「ねばりっこ」ならではの楽しみです。温かいご飯にかけて、あのとろける粘りを楽しむ麦とろ飯は、まさに至福の一杯。香ばしい香りが食欲をそそる磯辺揚げは、おつまみにもぴったりです。また、すりおろしたねばりっこをそのまま焼くと、まるでパンケーキのような、もちもちとした食感と優しい甘さが楽しめます。これは「砂丘ながいも」とはまた違った用途や味覚が楽しめる、ねばりっこならではの食べ方です。
主な生産地は鳥取県北栄町を中心に、10月上旬から12月下旬にかけて収穫が行われます。収穫されたねばりっこは、適切な貯蔵管理によって、年間を通じて出荷されるため、例年11月頃から翌年7月頃まで、長くその味を楽しむことができます。旬の時期に味わうのはもちろん、季節を問わず手軽に栄養豊富な「ねばりっこ」を食卓に取り入れられるのは嬉しいですね。
土の奥深くに眠る宝物。JA鳥取中央特産!ねばりっこ収穫体験の魅力
「ねばりっこ」の魅力に触れて、「実際に畑で見て、触れて、収穫してみたい!」そう思われたあなたへ、本会では、毎年11月中旬にその願いを叶える「ねばりっこ収穫体験」を企画しています。
収穫体験は、JA鳥取中央と全国農協観光協会が協力して実施するバスツアーとして企画されており、地域の農産物の魅力を広く発信し、ファンを獲得することを目的としています。何よりも魅力は、鳥取県でしか栽培されていない「ねばりっこ」の収穫に、あなた自身が直接挑戦できるという、まさにプライスレスな「貴重な体験」ができることです。
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ねばりっこは、地中に深く、垂直に育ちます。そのため、収穫作業は、スコップを使って地下1mほどに育ったねばりっこを、傷つけないよう丁寧に掘り起こすという、想像以上に大変な作業です。初めての方はきっと驚くでしょう。「重たい」「大変」といった声が上がるほどですが、だからこそ、普段できない体験を全力で楽しめます。土の中から黄金色の「ねばりっこ」が姿を現した瞬間の喜びと達成感は、何物にも代えがたいもの。自分の手で収穫した「ねばりっこ」は、きっと格別の美味しさを感じられるでしょう。
地元の温もりと食の喜び。ねばりっこづくし料理で心も満たされる
ねばりっこの収穫体験は、土に触れる喜びだけで終わりません。企画するツアーのもう一つの魅力は、地元ならではの食の楽しみにあります。
収穫体験後には、地元のお母さんたちが腕によりをかけて手作りしてくれた「ねばりっこづくし料理」を堪能できます。※年により変更することがあります。ねばりっこの強い粘りと甘味を活かした、オリジナルメニューが提供されることも。マリネや揚げギョーザ、さらにはカップケーキまで、想像もしなかったような、ねばりっこの新しい魅力を発見できる料理の数々に、きっと驚かされるでしょう。
「自分で収穫した後の食事は一層美味しい!」と、参加者からも大好評なんです。土まみれになって汗をかいた後の食事は、まさに「大地の恵み」を実感できる瞬間。地元のお母さんたちとの温かい交流の中で、食に対する感謝の気持ちも深まることでしょう。地元の新鮮な食材と、それを慈しむ人々の心がこもった料理は、あなたの心と体をじんわりと温めてくれるはずです。
ツアーでは、農家さんから直接収穫方法を教わり、「ねばりっこ」の特徴や美味しさについて学ぶことができます。鳥取の農業にかける情熱や、第一次産業の奥深さに触れることで、食に対する興味関心がさらに深まることでしょう。普段スーパーで目にしている野菜が、どれほどの愛情と手間ひまをかけて育てられているのかを知ることは、私たちの食卓をより豊かにするきっかけにもなります。
ねばりっこが繋ぐ、鳥取の魅力発見の旅
ねばりっこ収穫体験のふるさと体験交流ツアーは、単にねばりっこを摘むだけではありません。鳥取県が持つ多様な魅力に触れる、発見と感動の旅でもあります。
この人気ツアーには、JAの直売所での買い物や、高齢化による廃園再生に取り組む梨団地の特別見学、そして日本で唯一梨を学べる鳥取二十世紀梨記念館なしっこ館の見学など、鳥取県の他の特産品や観光スポットも組み込まれています。※変更する場合があります。
直売所では、採れたての新鮮な野菜や果物、地元の特産品など、旅のお土産にぴったりな品々を見つけることができるでしょう。梨団地では、高齢化という課題に直面しながらも、地域の人々が力を合わせて伝統を守り、未来へと繋ごうとする姿に触れることができます。そして、なしっこ館では、鳥取県を代表する「二十世紀梨」の歴史や栽培方法、そしてその美味しさの秘密について、楽しく学ぶことができます。
ねばりっこをきっかけに、鳥取県が誇る様々な農産物や、地域の文化、そして人々の温かさに触れることができるのが、このツアーの醍醐味です。2023年企画時には、キャンセル待ちが出るほどの人気で、大阪府や兵庫県といった都市部からの参加者も増えています。都会で暮らす人々が、土に触れ、自然に癒され、そして本物の食に触れる体験を求めているということの証と言えます。
都市部での生活は便利で刺激的ですが、時に私たちは、シンプルで、自然に近い生活を求めたくなることがありますよね。土に触れることの癒し、植物の生命力に触れることの心地よさ。それは、私たちが本来持っている、自然との繋がりを求める気持ちなのかもしれません。
ねばりっこの収穫体験は、まさにそんなあなたの願いを叶えてくれる場所です。広々とした畑で、柔らかな土の感触を足の裏に感じながら、太陽の光を浴びてすくすくと育つねばりっこの木の下に立つ。街の喧騒から離れて、鳥の声を聞きながら、深呼吸をする。それだけで、日頃の疲れがスーッと抜けていくのを感じられるでしょう。土に触れるというシンプルな行為が、こんなにも心を落ち着かせ、満たしてくれるのだということを、改めて実感できるはずです。
この収穫体験は、忘れられない素敵な思い出を作る絶好の機会となります。お子さんやお孫さんと一緒に、土の中からねばりっこを見つけて「わあ、出てきた!」「こんなに大きいんだ!」なんて会話をしながら、力を合わせて収穫する。その時の子供たちのキラキラした笑顔や、大人たちの楽しそうな声は、きっといつまでも心に残る宝物になるでしょう。共通の体験を通じて、家族の絆がより一層深まる。それこそが、収穫体験の何よりの価値かもしれません。
自分で収穫した旬の味覚をいただくことほど、贅沢なことはありません。愛情込めて育てられたねばりっこを、畑から直接持ち帰って、そのまま食卓へ。その新鮮さと美味しさは格別です。自分で選んで、自分の手で収穫したというストーリーが加わることで、野菜の味はさらに深まります。「このねばりっこはね、鳥取の畑で〇〇ちゃんと一緒に掘ったんだよ」なんて話をしながら食べれば、美味しさも一層増すはずです。旬の味覚が彩る食卓は、私たちの暮らしをより豊かに、より彩り豊かにしてくれます。
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おわりに
鳥取県だけで生産される「ねばりっこ」は、砂丘ながいもとイチョウイモをバイオテクノロジーで掛け合わせた、粘りが約2倍、甘味とコクが際立つ奇跡の芋です。豊富な栄養素を含み、美容食としても注目されています。「ねばりっこ収穫体験」は、鳥取の畑でねばりっこを自分の手で掘り起こす貴重な機会を提供しています。土に触れる喜び、地元のお母さんたちが作るねばりっこづくし料理の温かさ、そして農家さんとの交流を通じて、鳥取の農業と地域の魅力を多く知ることができるでしょう。人気のこのツアーは、梨の観光スポットや他の特産品も巡る充実した内容となります。都市部の皆さんの心に響く、発見と感動に満ちた旅となるはずです。日々の喧騒を離れ、自然の中で心身をリフレッシュし、食の恵みに感謝する。そんな穏やかで豊かな暮らしを求めるあなたへ、鳥取のねばりっこ収穫体験は、きっと忘れられない特別な思い出となるでしょう。ぜひ秋の休日に、鳥取県を訪れて、この素晴らしい体験をしてみてはいかがでしょうか。
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