活動報告


~兵庫県但馬地方に暮らす人々の今と昔の出会いの旅~

【晴れ時々時雨れた10月の4日間10人の参加者が山里暮しの体験をしました】

 山里暮らしの手始めは、田んぼアートの稲刈りから。その後、 100年前の体験では、五右衛門風呂の掃除、井戸水を汲み上げ ての水入れ、風呂を焚く為の薪割り、風呂焚き、水車を利用した 精米体験、おくどさん(かまど)でのオコゲご飯作りなど、皆さん不 便さを楽しんでいるようでした。


薪割り

水汲み
【田舎のご馳走】

きのこ汁

古代米のおにぎり

鹿肉の刺身

地元「奥藤古代米生産組合」の
  奥藤たんぼアート
稲刈り
日本で唯一、「ピーマンマイ スター」(ピーマン作りの後 継者育成のための指導者) 松本さんが丹精を込めて整 備されたピーマンの圃場で 体験

 3日目、本誌ふれあい昨年4月号で取材をした「丸源大田」で 高級ちりめん工房の見学と浴衣織りについての体験。
 「ちりめん」と云えば「丹後ちりめん」が有名ですが、その昔は、 但馬の地でも盛んな産業でしたが、新素材や国民の生活習慣 の変遷により、絹を使い高級で手間隙と高度な技術が必要な 「ちりめん」は苦戦する日々が続いています。今回は、「カラオリ」 と云われる機械操作の体験をしました。


貴重な「但馬ちりめん」カラオリ体験

公開ゲージのコウノトリ

 最終日、コウノトリの郷公園ではコ ウノトリの絶滅から再生に至る歴史を 講義頂き、保護・飼育には大変なご 苦労があった話を一同万感の思い で聞き入りました。
 自然放鳥されたコウノトリが悠然と飛翔する姿は印象深いものでした。

 この企画は毎日新聞の地方版にも掲載され、その中で農家民宿「善」 のご主人は「スイッチひとつでご飯の炊ける今の暮しと違い、薪割りから 始まる不便さが都会の人には新鮮なようです」と語っていました。
 ご参加いただきましたみなさん、お世話になった地元のみなさん、あり がとうございました。
(西尾 憲生)